#28 落日の機械 短編23期

 壮大なイメージといっても、作中の人のイメージだから、大分遠いというか、階層が深い。肉付けしていったら、映画っぽいと思う。
 正直感想がうまく出てこなくて、もしかしたら映像担当の脳で読んでしまったかもしれないです。
 ゴンドラの音の描写が一つもなくて、それって意図的なことなんでしょうか。
 小さいほうはまだカタカタやキリキリかもしれないけども、大きいほうは多分ギリギリいうし、そのうち街を載せるほどになったら、寺の鐘みたいに、ごうんごうんて鳴るかなあ。
 途方もない大きさを、大きさという言葉以外で表されていたら、どうだったろう。弄りすぎになっちゃうのかもなあ。

 

#32 夕間暮れ 短編25期

 今回、そのとおり実にこちらにも気持ちのゆらゆらする感覚があった。揺曳なんて思いつけたらいいなあとか。
 神様には必然性があるのですかねと書こうとして、あるかもしれないという気になった。なるほど、ゆらゆら。
 いつもとは大分違う類の点が混ざっていると思います。それがこちらの急所に落ちているのに勝手に驚きました。

 

#20 鴎外夢 短編36期

個人的に好きです。かすむというより霞む、ただそれだけの理由で弱い。
文学の知識があったらどういう読み方をするんでしょうか。
そこらへんはそっち方向の壁の厚いひとびとにまかせたい。