すとんと入ってくる。淡々とした言葉に隙がない。しかもそれが納得できる方向へ、いい方にいい方に行く。 で、すとんと終える。すごいのは、何度読んでもそうなることだと思います。 作品自体が、自分から安定する位置を見つけてしまったような感じはあります。ほどよくピラミッドのあのへんというような、あまり頂上君臨しようと思ってなさそうな、 そういうとこが好きなんだけど、それが理由で手放しでほめにくい。